GTアソシエイションは16日、鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT第5戦インターナショナル ポッカサッポロ1000kmの公式練習で行われたスーパーGTルーキーテストで、GSR初音ミクBMWのヨルグ・ミューラーが合格したと発表した。
スーパーGTのルーキーテストは、スーパーGTに初めて参加するGT300クラスのドライバー、2シーズン以上スーパーGTに参加していないGT300クラスのドライバー、GTAより指名されたドライバーおよびチームが対象になるもの。このテストにパスしなければ、レースへの参加は認められない。
今回、GSR初音ミクBMWをドライブするミューラーは、FIA-GTやWTCC、ALMS等世界中のレースで豊富な経験をもつベテランで、BMWワークスドライバーのひとり。しかしこれまでスケジュールの都合上来日してルーキーテストを受けることができず、特例として2時間の公式練習を使ってテストが行われた。
とは言え、そこはさすがのミューラー。セッション途中でGSR初音ミクBMWのステアリングを握ると、無事にルーキーテストをパス。明日18日に行われる決勝レースに出場することが可能になった。