ロータスのキミ・ライコネンは、モンツァはE21と相性のいいサーキットではないが、チームはマシンの改善に努めており、その成果を期待していると語った。
今週末のイタリアGPの舞台、モンツァはローダウンフォースのサーキットであり、ロータスのマシンにはあまり合っていないと、ライコネンは語った。
「モンツァはユニークなサーキットだ。高速サーキットなので、どのチームも1年で一番ダウンフォースを減らして走るだろう」とライコネン。
「これまでの状況を考えるとローダウンフォースは僕らのマシンにとって理想的とはいえないけれど、ファクトリーはマシンに変更を施して速さと安定性を向上させようと努力している。金曜午前中にマシンの調子を見れば、僕らに何ができるのか、もっとはっきり見えてくるだろう」
ライコネンは今までモンツァで勝った経験がない。
「イタリアで勝ったことがないのは事実だ。何らかの理由でうまくいかない」とライコネンは言う。
「だからといってこのコースをうまく走れないというわけじゃない」
「今まで何度か好調な週末を過ごしたことがあるし、一度か二度、優勝に手が届きかけたことがある。でもいつも何かがうまくいかなくなる」
「今年は優勝争いをするチャンスがあるといいね」
ロータスは、E21のロングホイールベースバージョンをイタリアGPで走らせる予定であることを明らかにしている。