フェラーリのキミ・ライコネンは、2014年の大幅なレギュレーション変更がドライビングに大きな影響を及ぼすとは考えていない。
今年は、近年のF1で最も劇的なテクニカルレギュレーションの変更に対処しなければならない。エンジンは、ターボチャージャーを搭載する1.6リッターのV6ユニットに変わり、エネルギー回生システムもより強力かつ複雑化する。
また、レースでの燃料搭載量も100kgに制限されることから、今年は燃料の管理もより一層難しくなると予想されている。
しかし、今シーズンからフェラーリをドライブするライコネンは、周囲のドライビングへの影響に疑問を抱いている。
「僕のフィーリングでは、人々が思うほど変わらないと思う」と、ライコネンはフェラーリのビデオインタビューで語っている。
「ただ、僕が間違っているかもしれない。非常にシンプルであることを願っているよ」
「確かに、新しいエンジンやギアボックスを造る技術スタッフにとっては難しいことだろう。でもドライバーとしては、あまりドライビングには影響しないと思っている」
「もちろん、新しいボタンやそれに関連するものが出てくるだろうが、それがどの程度簡単なものかは様子をみてみよう」
またライコネンは、今年導入が予定されている最終戦のポイント2倍案についても、次のような考えでいる。
「それは誰にとっても同じことだよ。確かに、誰かの助けになることもあれば、その逆の人もいると思う。助けになる人たちには、歓迎されるだろう」
「ただ、僕にとっては重要なことではない。規則だし、好き嫌いで変わることではないからね」