元F1ワールドチャンピオンのキミ・ライコネンは、早くとも今シーズン後半にならない限り、F1に復帰するかどうかの決定を行わないとコメントした。
2009年末でフェラーリを離れ、今シーズンからWRCに参戦しているライコネンは、先週末の第3戦ヨルダン・ラリーで今季ベストリザルトとなる8位でフィニッシュし、WRCでの初ポイントを獲得している。
ライコネンについてはWRCで所属するシトロエンとの繋がりから、2011年にはレッドブルに加入してマーク・ウエーバーに代わりセバスチャン・ベッテルとコンビを組むというウワサがまことしやかに囁かれている。
「多くの人が尋ねてくるけど、今の僕はラリードライバーに集中しているから、過去や将来のことについてはあまり深く考えていない」とライコネンはコメントしている。
「明らかにどこかのポイントでは僕が次に何をするか決断する必要があると思っているが、早くてもシーズン後半までは何も起こらないだろう」
「すべてに可能性はあるが、決断を下す前にどれだけWRCでやれるか見極める必要がある。まだ始まったばかりだし、今のところは楽しんでいるよ」
「マレーシアGPがあったみだいだけど、ある人に言われるまでは気づかなかったよ」