シルバーストンでの若手ドライバーテストでレッドブルのマシンに乗ったダニエル・リカルドは、自分の力をすべて出し切ることができたと語った。

 リカルドはレッドブルの来季レースドライバー候補であり、18日、午前中はトロロッソ、午後に“オーディション”としてレッドブルのマシンで走行した。

 トロロッソのマシンで最速タイムをマークした後、レッドブルのマシンに乗り込んだリカルドは、序盤にコースオフを喫した。しかしその後は順調に走行を重ね、午前中の自分のタイムにはとどかなかったものの、この日の総合3番手のタイムを記録した。

「あれは僕のミスだ」とリカルドはF1公式サイトに対してコースオフについて説明した。
「コーナー入り口でリヤのコントロールを失った。少しプッシュしすぎたんだと思う」
「グラベルから抜け出せるかと思ったけれど、だめだった。ガレージのスタッフたちはそれほど忙しくないみたいだったから、マシンをきれいにするという仕事を提供することにした(笑)。真面目な話、ただの小さなミスだよ」

 現在、レッドブルはマーク・ウエーバーの後任候補としてキミ・ライコネンとリカルドを考えている。この日のチャンスを生かすことができたかと聞かれたリカルドは、「自分の能力をすべて出し切って走り、やれるだけのことをやったと思う」と答えた。

 プレッシャーを感じるよりも楽しむことができたと、リカルドは述べている。
「(プレッシャーは)感じなかったよ。楽しかった。だってなるようにしかならないからね」
「このマシンで走れてよかった。今はテストの機会がとても限られているから、こういう機会をもらえて、マシンを試せたのは素晴らしいことだ」
「明日(金曜)のセブ(ベッテル)のタイムを見てみるよ。僕が恥をかかないで済むといいんだけどな(笑)」
「明日は自分自身のことをするつもりだし、普段はネットは見ないんだ……なんてね!(笑)。(セブのタイムは)絶対に見るよ。たぶん夜にでもね」

 リカルドは、来季ドライバーを選ぶのはチームであり、自分は今季引き続きトロロッソでいい結果を出していくだけだと語った。
「決めるのは僕じゃない。トロロッソとの今季のレースがまだ残っている。この数戦はうまくいっていたから、この調子でやっていかなきゃね」
「レッドブルは今回のテスト(の僕の走り)をチェックするけれど、残りのシーズンについても観察していくだろう。だから僕は今日のことだけにとらわれるつもりはない。またトロロッソでのレースに気持ちを集中させるよ」

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