2013年F1韓国GPの日曜決勝で、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュは18位、ダニエル・リカルドは19位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ジャン-エリック・ベルニュ 決勝=18位
今の時点では最後に何が起きたのかはっきりとは分からない。マシンが片側に引かれるように感じ、何かがおかしいのは明らかだった。それでチームからピットに戻るよう指示が出た。
厳しい週末になりそうだったが、16番グリッドからスタートし、序盤にいくつかポジションを上げた。その後、タイヤのデグラデーションに苦しみ始めたので、2回ストップから3回ストップに戦略を変えようというチームの決断に同意した。
今は早く鈴鹿に行ってスタートしたいと思うばかりだが、本来ならここで発揮できたはずのパフォーマンスレベルに戻るためには大量の作業をこなす必要があるだろう。
ダニエル・リカルド 決勝=19位
今日の決勝ではやれることはすべてやったと思う。ファーストスティントはまずまずで、プライムタイヤでできるだけ長く走ろうと試みた。マシンの状態は完璧とはいえなかったが、残り数周の時点で入賞圏内を走れるだけの力は発揮し、僕は9位を走っていた。
まるでデジャブだよ。去年のここで同じシナリオを経験した。去年は、残り数周のところでターン3に差し掛かった時、ブレーキングしたらマシンが突然左側に飛んでいくような感じになった。それでひとつポジションを落としたんだ。今年は(マシンをコース脇にとめなければならず)コクピットから出た時に左フロント部にメカニカルトラブルがあるのが分かった。
個人的には今日の自分のパフォーマンスにすごく満足している。おそらくトップ10に入れるマシンではなかったのに、トップ10圏内で戦うことができたからね。それにもかかわらず全く報われず、僕自身にとってもチームにとっても悔しい結果だ。今僕らにできるのは鈴鹿に気持ちを切り替えることだけだ。