2011年F1スペインGPの金曜プラクティスで、トロロッソのセバスチャン・ブエミは2回目13位、ハイミ・アルグエルスアリは1回目18位/2回目15位、ダニエル・リカルドは1回目12位だった。

■スクーデリア・トロロッソ
セバスチャン・ブエミ フリー走行1=-位/2=13位
 冬のテストでこのコースを走ったときとはまったく異なる体験だった。今日は温度が高く、新しいタイヤがこの温度下ではまったく異なる反応をしたこともあり、ラップタイムは冬のテスト時と比べてかなり遅かった。わずか半日とはいえ、多くの周回を重ねられたし、分析に必要な多くのデータを得られたことには満足している。長い夜になりそうだよ。誰もが苦しんだであろう主な問題点はひどいオーバーステアで、ハードとソフトではまったく違った反応になった。恐らくこのギャップは、今シーズンで最も大きかったと思う。明日は新しいエンジンを搭載できるので、もっと上に行けるだろうし、僕らにとって残りの週末はポジティブなものになるだろう。

ハイミ・アルグエルスアリ フリー走行1=18位/2=15位
 午前中に走行時間を失ったのは残念だった。でも、その後はそれを取り戻すことができた。午後に入り、クルマから良い感触を得られた。特にロングランではユーズドのハードタイヤを使っていたことを考えればかなりいいラップタイムで走れた。いいタイムを狙った時はトラフィックに捕まってしまったが、全体的には楽観的な感触を持っている。冬の間にこのコースで2度テストセッションを行えたが、その時に比べクルマは進化しており、路面状態もかなり異なっているので、あまり参考にはならなかった。

ダニエル・リカルド フリー走行1=12位/2=-位
 冬季テストで走った時よりも、ワールドシリーズとその前のクラスで走った経験の方が役に立った。F1のテストでは、路面が湿っている状態でスリックタイヤでは1回しか走行できなかったんだ。それでも、自分の良く知っているコースで今シーズン初めて走行できたことは楽しめたし、いいラップタイムをマークするのに時間は掛からなかった。セッションは滞りなくスムーズに進み、ピレリのプライムタイヤの追加1セットを使えたのも役立った。クルマのメカニカルバランスを改善することに努め、ブレーキングなどのいくつかの点で状態が改善され、全体的なパフォーマンスも少し向上させることができた。

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