2012年F1第20戦ブラジルGPは現地時間24日にサンパウロ郊外のインテルラゴス・サーキット(正式名称:アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)で公式予選が行われ、マクラーレンのルイス・ハミルトンが今季最多7回目のポールポジションを獲得した。ザウバーの小林可夢偉は15番手に終わった。

 2012年のチャンピオン決定戦として迎えた今シーズンの最終戦ブラジルGP。雨の予報が出ている決勝を前に、早くも天候が崩れ始めた土曜日午後のインテルラゴスで現地時間14時から公式予選が行われた。

 予選最終セッションのQ3に駒を進めたのは、レッドブル、マクラーレン、フェラーリの各2台とロータスのキミ・ライコネン、メルセデスのニコ・ロズベルグ、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグ、ウイリアムズのパストール・マルドナドという10台。開始直前の雨によりセミウエットのなか行われたQ1では、ロータスのロメイン・グロージャンがHRTと接触してノックアウト。続くQ2はコンディションこそ回復したものの、ザウバーでのラストレースとなる小林可夢偉、F1ラストランのミハエル・シューマッハーらがタイムを伸ばせないまま脱落となった。

 タイトルを争うセバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソに注目が集まるなか、ポールポジションを最後に争ったのはマクラーレンの2台だった。ふたりの争いはセクター1でバトンがベストタイムを記録するも、続くセクター2とセクター3ではわずかにハミルトンが上回り、最後に100分の5秒差でチームメイトを退けたハミルトンがマクラーレン最後のグランプリで今季最多となる7度目、通算26回目のポールポジションを獲得。マクラーレンがフロントロウを独占した。

 2台に続いたのはレッドブルのマーク・ウエーバー。ワールドチャンピオンに王手をかけているベッテルは4番手。フェラーリは母国GPのフェリペ・マッサが5番手につけたが、逆転王座を狙うアロンソはウイリアムズとフォース・インディアの先行を許し、8番手に沈んだ。

 ベッテルは日曜14時(日本時間25時)スタートの決勝レース(71周)で4位以内に入れば、アロンソの順位に関係なく3年連続のワールドチャンピオンを獲得することができる。ただ、決勝は雨の予報が出ており、ウエットレースになると予想されている。

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