ルノーは、ハンガリーGPの週末には、後方排気システムは試さず、最初から前方排気システムで走る見込みであることがわかった。
ドイツGPの週末にはニック・ハイドフェルドが金曜プラクティスで新しい後方排気システムを試し、結果は良好だったものの、チームは、予選と決勝については従来の前方排気システムを使用することを決めた。
28日、ハイドフェルドは、ルノーは今週末は最初から前方排気システムを使用すると認めた。
「僕が知っている限りでは、僕らはここでは前方ヴァージョンを使う予定だ」とハイドフェルド。
「後方排気システムについては今も検討はしている。いつ使うかは分からないが、検討しているのは間違いない」
ドイツでは結局前方排気に戻したものの、ルノーのパフォーマンスは向上していたとハイドフェルドは述べている。
「全体的なアップデートがうまくいった。僕らのパフォーマンスはシルバーストンより明らかによくなっていた」
ルノーは今週末はあまりマシンを変更せず、ベルギーGPで大きなアップデートを導入する予定だということだ。
「(ハンガリーでは)空力面でほんの小さなものを持ち込むぐらいだ。最近風洞に大幅な向上が見られた。でも残念ながらここでは新しいパーツは使わない。スパで大きなアップデートがある」