ルノーF1の2010年参戦がまだ不透明な中、ルノー社がチームの株式を一部売却して、参戦継続に必要な3,000万ユーロを調達しようとしていると報じられている。
ドイツのビルト紙によると、ルノー社はF1参戦に必要な費用を捻出するために、F1チームの株式の売却を検討しているものの、ここまでのところ交渉はまとまっていないということだ。
一方、フィンランドのトゥルン・サノマット紙は、ルノー社に対してF1チームの40パーセントの株式を売却するようオファーがあったと伝えている。売却額は明らかにされていない。コンタクトしてきたのはロシアの企業あるいは人物で、株式取得によってGP2シリーズで2009年にランキング2位を獲得したビタリー・ペトロフが、すでに契約済みのロバート・クビカのチームメイトになるとの推測も出てきている。
ルノーは今後のF1活動について、今年中には発表を行う予定となっている。