ルノーは、2014年からのV6ターボエンジン導入で今年は非常に忙しいシーズンとなるが、現行のV8エンジンの開発を怠ることはないとカスタマーチームに約束した。
F1は、2014年からエンジン規則が大幅に変更され、1.6リッターV6ターボエンジンが採用されるが、ルノーは今年用のV8エンジンの開発を緩める理由がないと考えている。
ルノーF1のテクニカル・ディレクター、ロブ・ホワイトは、次のように語っている。
「2013年シーズンも、いつもどおりでなければならない」
「我々はレースに必要なエンジンを届けなければならないんだ」
「今年のマシンのパフォーマンスを最適にするためにも、チームをフルにサポートしなければならない。それに、マシンは昨年とは違うからね」
「我々のミスでチームを混乱させ、はやくに(タイトル争いから)後退することがないよう保証しなければならない」
ホワイトは、ルノーが2014年の準備を妥協することなく、この冬の間も、昨年多発した信頼性の問題解決を含めたV8プログラムを強力に推し進めてきたと述べている。