ルノーのトラックオペレーション責任者、レミ・タファンは、自分たちのパワーユニットが90%程度まで挽回できていると語った。

 新しいパワーユニットにトラブルが相次ぎ、オフシーズンテストから大きく出遅れていたルノーだが、先週末のスペインGPではレッドブルのダニエル・リカルドが3位を獲得、15番手スタートのセバスチャン・ベッテルも4位に入るなど好成績を残した。

 またレッドブルに次ぐルノーユーザーのロータスも、ロマン・グロージャンが予選5位から8位チェッカーを受けて今季初入賞を達成。ここにきてルノーのパワーユニットを搭載するマシンのパフォーマンスは確実に高まっている。
「ダニエル(・リカルド)が表彰台に上り、力強く戦ったセバスチャン(・ベッテル)が4位入賞を果たすという結果は、今週末のレースで我々が期待できる最高の成績だった」とタファン。

「メルセデスだけは総合的なパッケージングの点で群を抜いた存在となっているが、続く4チームの差はごくわずかで、このため激しい順位争いが繰り広げられている。このことは、これまでの数戦よりもエンジン競争が接戦になってきた事実を示すもので、いまでは多くのチームにチャンスがあるといえる」
「また、ロータスが本来のペースを取り戻したことにも強い手応えを感じている。トロロッソとケータハムは残念ながらスピードの点で遅れをとったが、今回のレースではあれ以上の進歩は望めなかったと思う」

「全般的にいって、パワーと燃費のマネージメントという面で我々は今週末も大きな進歩を遂げ、より改良されたパワーユニットを各チームに提供することができた。これで90%くらいまで挽回できたと考えているが、まだ最後の仕上げが残っている。来週はそれらのテストを行うので、モナコでは新たな成果を導入できると確信している」

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