ロバート・クビカの代役候補の3人の名前を明かしたロータス・ルノーGPのボス、エリック・ブーリエだが、他にも候補がいると述べた。
8日、クビカが入院するサンタ・コロナ病院において行った記者会見において、ブーリエはクビカの代役を現在検討しており、今週のヘレステストではリザーブドライバーのひとりを走らせる予定であると示唆した。
「現時点では、まずは我々のファーストテストドライバーを走らせる」とブーリエが述べたとIVG.itが伝えた。
「その間にクビカの代役を検討していく。候補として考えているのは(ブルーノ・)セナ、(ビタントニオ・)リウッツィ、(ニック・)ハイドフェルドだ」
しかしブーリエは、スペインのMarca紙に対し次のようにコメントしたと、Motorsport.comが報じた。
「セナ、ハイドフェルド、リウッツィ? 彼らとは話をしている。だが他にも、マシンをドライブするコンディションが完璧に整っているドライバー何人かと話をしている」
スペインの通信社EFEは、チームはピレリのテストドライバー、ペドロ・デ・ラ・ロサにコンタクトをとったと伝えている。
「私がルノーなら、ペドロ・デ・ラ・ロサを選ぶね」とマーク・ブランデルはTwitterで述べている。
「彼は今のドライバーたちの誰よりもピレリの経験が豊富だ」
一方、ロータス・ルノーのスポークスマンは、代役の決定を急いではいないと発言した。
「その話をするのは早すぎる」とスポークスマンがコメントしたとドイツのAuto Motor und Sportが伝えている。
「開幕までまだ5週間ある。決断するための時間はまだあるのだ」