レクサスは9日、2014年1月13日〜26日に開催されるデトロイトモーターショーに、新型高性能クーペ『RC-F』を出展すると発表した。
デトロイトショーで公開される『RC-F』は、昨年11月に東京モーターショーでワールドプレミアされたレクサスの新型クーペ『RC』をベースに、出力を高めたエンジンを採用するなど、走行性能を大幅に向上。「非日常的なドライビングプレジャーを提供し、レクサスのエモーショナルな走りを象徴するモデル」という、レクサスのハイパフォーマンスモデルのみに与えられる『F』の名を冠したモデルだ。
エクステリアは、特徴的なスピンドルグリルを採用し、クーペならではのボディとワイドスタンスを生かし、ボンネット上にエアアウトレットを装備。また、速度に応じて制御されるアクティブリヤウイングが用意されているという。インテリアも専用デザインのスポーツシートや、グリップ断面のステアリングが採用された。
レクサスは2014年のスーパーGT500クラスに向け、『レクサスLF-CCをベースとした新型レース車両』という名称で車両を開発してきたが、12月にチャンピオンチームのセルモにデリバリーされた新車は、レクサスRCと同様のボディラインを持っている。
今後、GT500マシンが『RC』という名称になるのか『RC-F』という名称になるのか、そして『RC-F』が今後モータースポーツで活用されるのか等、モータースポーツ界にとっても注目の車両だ。