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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.11.17 00:00
更新日: 2018.02.17 04:18

レクサスRC F、今季最多の4勝も王座はならず


2014年11月16日

SUPER GT 第8戦
MOTEGI GT 250km RACE

伊藤/カルダレッリ組LEXUS RC Fが13番手から追い上げ2位
参戦初年度のLEXUS RC Fは今季8戦中最多の4勝を挙げ、
高いパフォーマンスを発揮するも、惜しくもタイトル獲得はならず

 11月15日(土)、16日(日)の両日、ツインリンクもてぎでSUPER GTの今季最終戦(第8戦)が行われた。タイトルを争っていた伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組 KeePer TOM'S RC F 37号車が予選13番手から見事な追い上げを見せ、2位でフィニッシュしたが、僅かに及ばずタイトル獲得はならず。ランキング首位につけていたジェームス・ロシターと中嶋一貴のPETRONAS TOM'S RC F 36号車は序盤の接触の影響でペースが伸びず10位に終わった。GT300クラスでは新田守男/嵯峨宏紀組 OGT Panasonic PRIUS 31号車が速さを見せ、今季2度目となる2位表彰台を獲得した。

 11月15日(土)、16日(日)の両日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎでSUPER GTの第8戦(最終戦)「MOTEGI GT 250km RACE」が開催された。

 3メーカー全車が全く新しい車体に、新型のエンジンを搭載して戦われることとなった2014年シーズンのSUPER GTも最終戦。注目のタイトル争いは、5台が可能性を残して臨んだ。ランキング首位は前々戦鈴鹿1000km、前戦タイと終盤の2連勝で一気に浮上したPETRONAS TOM'S RC F 36号車のジェームス・ロシター(中嶋一貴は第2,第3戦欠場のため単独5位でタイトルの可能性は無し)。そしてこれを3ポイント差で追うのがチームメイトであるKeePer TOM'S RC F 37号車の伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組。しかし、首位ロシターとは6、7ポイント差で日産勢の2台、14ポイント差でホンダ勢が追っており、優勝で20ポイント獲得可能なSUPER GTではこの5組が最終戦でタイトルを争うこととなった。

 今大会GT500クラスは全車ウェイトハンデ無しの真っ向勝負。SUPER GTでは短い250kmで争われ、比較的追い抜きの難しいもてぎということもあり、予選から「新生」SUPER GT初年度のチャンピオン獲得を目指し、紅葉に囲まれたもてぎで、熱い戦いが繰り広げられた。