3月4日に、スイスで開催されたジュネーブショーでワールドプレミアされたレクサスのGT3レーシングコンセプトモデル、レクサスRC F GT3コンセプト。2015年に向けてGT3マーケットに投入する目標が立てられている注目のレーシングカーだが、この車両が東京・青山の『INTERSECT BY LEXUS-TOKYO』に展示されている。

 このレクサスRC F GT3コンセプトは、市販車のRC Fがヨーロッパプレミアされたジュネーブショーで公開された車両。ヨーロッパを中心に多くのカスタマーが使用するFIA-GT3カテゴリーに対応した車両であり、ジュネーブショーではレクサス・ヨーロッパ代表のアラン・ウィッテンホーベンが「これらの車両をレーシングチームに対し、2015年のシーズン開幕前までに供給する準備ができている」と語っていた。

 そんなRC F GT3コンセプトが、日本で初公開された。これは東京・青山にあるレクサスのコンセプトスペース、『INTERSECT BY LEXUS-TOKYO』で4月25日から『La Mode du RACE at INTERSECT BY LEXUS』と題され展示されているものだ。

 INTERSECT BY LEXUS-TOKYOは「都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる」をテーマとし、デザインやアート、ファッション、カルチャーなどを通じてレクサスが考えるライフスタイルをさまざまな形で体験できるスペース。その1階エントランスから奥に繋がる"ガレージ"と呼ばれるスペースに、ジュネーブショー同様のホワイトのレクサスRC F GT3コンセプトが展示されている。

 レクサスは1月の東京オートサロンでもレクサスRC F GT500を中心に、モータースポーツとファッションを融合した新たなサーキットの世界観を表現したスペースを作り上げていたが、今回のRC F GT3の展示でも同様の世界観を表現。"ガレージ"の内装を活かしながら、白いタキシード姿のメカニックが傍らに立ち、"LEXUS Racing"の文字が描かれる。また、ニュルブルクリンク24時間でレクサスを駆り活躍する木下隆之のレーシングイクイップメントが展示されたり、後方スクリーンにスーパーGT第1戦岡山でのRC Fの姿が映し出されるなど、スタイリッシュな空間が作られている。

 その空間の主役であるRC F GT3コンセプトは、写真で見るよりもマッシブな印象で、まずは巨大なスピンドルグリルが目を引く。前後フェンダーやサイドステップの張り出しはかなり大きく、昨年までGT500クラスで戦っていたSC430に使用されていたものと似た形状のリヤウイング、サイドミラーも存在感を放つ。

 コクピット内もしっかりと作り込まれており、GT3カーらしくベース車両の内装を活かしながら、レースを戦うために必要な装備が施される。パドルシフトも備えられているほか、ステアリングには『RC F』と『F』のロゴが。また、センターコンソールのパネル上には『COSWORTH』の文字も見られた。

 日本初上陸となるレクサスRC F GT3コンセプトの展示は、INTERSECT BY LEXUS-TOKYOで5月28日まで行われる予定だ。先述のとおりINTERSECT BY LEXUS-TOKYOでは、レクサスが考えるライフスタイルをさまざまな形で体験できる。

 1階のカフェでRC F GT3コンセプトを眺めながらコーヒーを楽しんだり、2階のラウンジで食事を楽しみ、読書を楽しむもよし。『CRAFTED FOR LEXUS Shop』ではレクサスのクラフトマンシップに共鳴する匠の技を手に取ることもできる。INTERSECT BY LEXUS-TOKYOのアクセスや詳細はホームページ(http://www.lexus-int.com/jp/intersect/)まで。

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