ヘレスF1合同テスト3日目の30日、レッドブルのダニエル・リカルドがチームに加入して初のテストの機会を迎えたが、この日もRB10・ルノーにトラブルが発生、わずか3周で走行を断念した。

 今週のテスト前半を担当したセバスチャン・ベッテルは、初日にパーツの組み込みのミスによって時間を失ったほか、パワーユニットおよびオーバーヒートの問題に見舞われ、RB10でわずか11周しかできないまま、ヘレスでのテストを終えた。

 そして3日目もレッドブルは、計測ラップなしのわずか3周でこの日の走行を断念することになった。

 リカルドは11時ごろににようやくコースに登場したが、最初のラップの7コーナー目でストップ。なんとかピットに戻ってきたものの、計3ラップを走ったのみでこの日のテストを終えた。レッドブルは、前日の問題が解決されていないことが明らかであるとして、水曜に続いて木曜の走行も中止した。

 チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーとチーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューエイは、メディアに対してコメントを発表することなく、木曜午後にサーキットを後にし、ミルトンキーンズのファクトリーに向かった。

 チームは長い時間をかけて問題を根本的に解決することを目指す一方で、金曜に多少なりとも走れるよう努力していると、リカルドは述べた。

「ファクトリーに戻って解決しなければならない問題であると、彼らは考えた」とリカルド。
「でも彼らは同時に、明日に間に合うよう、早急な解決を試みている」
「チームは約36時間、マシンを走れる状態にするために努力している。今はまだどうなるのかはっきりとは分からない」

 31日にもし間に合わなかったとしても、開幕戦までには時間はたくさんあり、レッドブルはいずれ態勢を立て直すことができるとリカルドは述べた。

「まだまだ時間はたっぷりある。たとえメルボルンでまだ問題があったとしても、シーズンは長い」
「彼らは勝ち方を知っている。それが重要だ。遅かれ早かれ、僕らは立て直せると確信している。まだテストが始まったばかりだ」

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