世界最速のアマチュアカートレーサー決定戦!
REDBULL KARTFIGHT関東大会結果

今年12月にイタリアで開催予定のRedBull KartFight(レッドブル・カートファイト)世界大会。このアマチュア世界最速カートレーサー決定戦に出場する日本代表を決めるべく、レッドブルは7月より地方予選を全国の6会場で実施しており、8月19日(土)にメガウェブで関東大会を開催しました。

今回レースに出場したのは、13歳から19歳までのジュニアクラス18名と、20歳から61歳までのシニアクラス151名の計169人。抜けるような青空のもと、のべ1,000人の観衆が応援する中、10月に開催予定のRedBull KartFight Japan Final出場権(ジュニア1枠、シニア5枠)をかけた白熱したバトルが繰り広げられました。ジュニアクラスで優勝したのは一條拳吾さん(神奈川県、14歳)、シニアクラスでJapan Finalの出場権を得たのは、優勝した柴田真友子さん(東京都、30歳)、2位の小出聖司さん(神奈川県、29歳)、3位の長部真玄さん(群馬県、32歳)、4位山下裕也さん(神奈川県、36歳)そして5位の中島賢太郎さん(千葉県、28歳)でした。

RedBull KartFight関東大会リポート:
ジュニアの部では、午前中のタイムトライアルを経て決勝でジュニアクラス決勝のポールポジションをゲットしたのは小高一斗さん。2位から首位を狙うのは一條拳吾さんです。30周で争われた決勝レースは、オープニングラップで激しく4位を争う2台が絡んでクラッシュが発生し、波乱の幕開け。しかし2ラップ目以降は小高さんと一條さんが独走態勢を築き、レースも後半まで2台で激しいデッドヒートを展開。一條さんはトップに躍り出ると、他者が33秒台で周回する中、一人32秒台をたたき出し一気に逃げ切り態勢へと入りました。25周目に、2位走行中の小高さんが周回遅れのマシンと接触してタイムロスしたこともあり、一條さんはそのまま逃げ切り、RedBull KartFight Japan Finalへの出場権を手にしました。レース後一條さんは「僕は2番手スタートで、前の人は色々なレースで活躍している人だと知っていました。でも自分はレンタルカートに乗り慣れていて、今回参加している誰よりもレンタルカートに慣れていると思い走りました。ジャパンファイナルでは結果よりも、普段からお世話になっている平塚(レンタルカートFドリーム平塚)の仲間に自分らしい走りを見せて恩返しがしたいです」と語りました。

一方、シニアクラス決勝のグリッド順位はポールポジション長部真玄さん。2位柴田真友子さん、3位は小出聖司さんでした。柴田さんは午前中に行われたタイムトライアルで151人中4番目のタイムをマークし、女性初のジャパンファイナル進出の期待が高まります。10台がキレイにスタートしたシニアクラス決勝レース、首位長部さんのミスを見逃さず柴田さんが仕掛け、一気にパス。2ラップ目からは柴田さんがトップを走行すると、そこからは彼女の独壇場でレース中盤の15周時点でも依然トップをキープ。20周目にポールスタートの長部さんにピタリと張り付かれるものの、しっかりと首位をキープし、地方予選初の女性ジャパンファイナル進出者となりました。「前の人がミスをしてトップに出ることが出来たので、あとは失敗しない様に心がけて走りました。ジャパンファイナルでは重量もイコールコンディションなので、アグレッシブに抜いていくつもりです」と意気込みを語りました。

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