レーシングオン2009年9月号
●発売日 09年8月1日発売
●税込価格 980円
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〔特集〕伝説のプライベートチーム
ヒーローズ・レーシング
今月のレーシングオンは、かつて隆盛を極めた国内レーシングチームの雄「ヒーローズ」の特集です。オーナードライバーでもあり、その後、監督としてチームを率いた田中弘とヒーローズに様々な側面から迫ります。
田中弘、黒沢元治、中野雅晴、生沢徹、北野元、高武富久美、長坂尚樹、星野一義、中嶋悟、高橋徹、鈴木利男、森本晃生、片山右京、黒澤琢弥、金石勝智。以上はすべて、ヒーローズでレースを戦ったドライバーたちです。これだけ多くの人材に日本レース界で「仕事」させたヒーローズ。あまりにもたくさんのドライバーがおり、古くを知るファンを除いて、その歴史のすべてを知るファンは多くないのではないでしょうか?
日本のレーシングチームというのは(世界的に見てもそうだと思いますが)、自動車メーカーが率いるワークスチームを除いて、基本的に「お金持ちのオーナードライバーが、自らが走るために組織する」ものでありました。ここに、プロ化の先鞭をつけたのがヒーローズであり、その後日本のレース界には急速に、システム化されていきます。現在のレーシングチームの体裁を取った最初のプライベートレーシングチームがヒーローズなのです。
2008年、そのヒーローズを運営した法人組織である「ヒーローズレーシングコーポレーション:1972年2月設立」が、解散しました。このことをひとつのきっかけとして、今回、チーム設立から、彼らが辿った歴史をいまいちどまとめておかねば、というのが今特集の発端のひとつになっています。
【特集の主な内容】
○History of HEROES 英雄たちの戦果
○インタビュー:田中弘 監督としてエンジニアとして現在もレースにかかわる理由
○PLAYBACK HEROES' with片山右京 「コイツをF1へ」
○田中弘の教え子が語る監督像 対談:片山右京×小暮卓史
○PLAYBACK HEROES' with中嶋悟 合い言葉は「打倒ホシノ」
○関係者が語る田中監督ってこんなヒト
○PLAYBACK HEROES' with星野一義 日本一速い男と日本一速いチーム
○ヒーローズのF1参戦 「そしてF1へ──」
○レーサーとしての田中弘
○Topics to know HEROES RACING
(1)翔ばなかったレースカー〜幻の国産レーシングスポーツKS02〜
(2)UNI-PEX with HEROES〜ヒーローズを支えたユニペックスとは〜
その他、企画も満載です!
○R'on インタビュー
レーシングドライバー
土屋武士
──土屋武士の目指すもの
○速報・第87回パイクスピーク・インターナショナルヒルクライム
モンスター田嶋 4連覇達成!
○姉妹誌「MS-models」とのコラボレーション!
レーシングオン × エムエス・モデルズ
「モータースポーツとモデルカーのディープで幸せな関係」を共通テーマに、レーシングカーのモデルカーを当時の実車と並べてご紹介する企画。
EBBRO/hpi/FUJIMI
【Special issue】
○GOODWOOD festival of speed
Motorsport still alive.No Race,No Fun.
○シーズン中間展望
F1:旧2強はこのまま終わるのか?
WRC:4傑それぞれの前半戦
フォーミュラ・ニッポン:後半戦を占う5つのギモン
○Drivers' Eyes
プロドライバーは他人の走りをどう見ているか?
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