インディカーに参戦するシュミット・ピーターソン・モータースポーツは、来季2台目のドライバーにロシア人のミハイル・アレシンを起用することを発表。ロシア人初のインディカー・ドライバーが誕生することとなった。
2010年にフォーミュラ・ルノー3.5シリーズのチャンピオンに輝いたアレシン。翌年、GP2に参戦するも、再び2012年、2013年はフォーミュラ・ルノーを戦っていた。
先週末にセブリングで初めてシュミット・ピーターソンのダラーラDW12ホンダをドライブしたアレシンは、「長い間、ヨーロッパでレースをしていた。成功も収めたし、僕ができるものは、すべてドライブできたよ」
「しかし、変わることを決めたよ。新しいクルマに乗って、新しいトラックで行う新しい競争をただ求めてね。とても競争が激しいのは知っているし、アメリカのサーキットで一度もレースをしたことがない僕には難しいことも分かっている」
「一大決心だよ。でも、僕はコンペティティブになれると思っているんだ。オーバルは難しいよ。でも僕は良い結果を出すために学習し競争するためにここにいるんだよ」
オーナーを務めるサム・シュミットは、これまでにアレシンに強い印象を受けたと語る。
「彼はとても成熟しているドライバーで才能があるよ。しかし、ヨーロッパにいる多くの有能なドライバーと同じように彼にはF1に進む十分な機会がなかったんだ」