バーレーンF1合同テスト2日目の20日、ニコ・ロズベルグがメルセデスW05で走行を行った。
メルセデスはレースディスタンスのシミュレーションに集中したが、午前中にロズベルグはトラブルで2回コース上でマシンを止めている。
この日、ロズベルグは85周を走行、1分36秒965で全体の4番手となった。
メルセデスはヘレスで他チームを大きく引き離す最多周回を走りこんでおり、バーレーンでも順調に距離を伸ばしてきた。それだけ多くの周回を走ることによってトラブルが発生したのであり、心配する必要はないとロズベルグは述べている。
「(問題が起きたのは)たくさんの周回を走りこんだからだ」とロズベルグ。
「これほど多くのラップを走ると、マシンに問題が出てくるのは当然のことだ」
「問題が起きたことは事実だから、コース上でマシンを止めるというのはいいことではない」
「でも、今は問題の原因を理解することが重要だ。マシンは完璧ではなく、問題がいずれ出てくるのは明らかだからね」
「だからマシンを限界までプッシュし、問題を見つけて、レースに備えてそれを解決する必要がある。そういう意味ではコース上でストップしたのは必ずしも悪いことではない」
「僕らはすでにセットアップの作業を始めている。だから今日はいい一日だったよ。マシンをとても快適に感じ、プッシュすることができて、素晴らしい感触を得たからね」