1日、スペイン・ヘレスでスタートしたF1若手ドライバーテストの初日、BMWザウバーF1からアレクサンダー・ロッシが参加した。
18歳、カリフォルニア出身のロッシは、マシンに慣れるところからスタートし、ピットに戻るたびにエンジニアと情報交換を行い、互いのインプレッションについて話し合った。午後にチームは、空力およびメカニカルのマシンセッティングをいくつか変更、ロッシにセッティング評価の機会を与えた。燃料を減らしての走行は行わなかったという。1日を終え、ロッシのタイムは12人中7番手となった。
「今日は本当に楽しかった」とロッシは言う。
「マシンがどう動くか、そのリアクションがどの程度予想でき、どれぐらい正確なのか、全体的なグリップレベルはどれぐらい高いのか、すべてに関してとても印象的だった。でも、レーシングドライバーは常に最速でいたいものだから、少し残念に思っていることも認めなければならないね。午後に完璧なバランスを見つけることができなかったんだ。体力的には、予想どおりきつかった。GP2と比べてパワステは大きな助けになったけれど、明らかにF1の方が高いGがかかる」