全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿の公式予選で、トップ3に入ったドライバーが予選日について語った。
●アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S):予選ポールポジション
シーズンの始まりとしては素晴らしい1日になったね。嬉しく思うよ。今日はすべてのセッションでトップを獲ることができて満足しているけど、最後のQ3ではけっこうひさしぶりに緊張していたんだ。今年はコンペティションも激しくなっていたからね。
今日の僕のラップとしては、Q2がいちばん良かった。Q3ではスプーンでコンマ1秒くらいはロスしていたと思う。緊張していたせいかな。でもポールを獲ることができてすごく嬉しいし、カズキも3番手だからね。チームのおかげだと思うし、感謝しているよ。
●ナレイン・カーティケヤン(LENOVO TEAM IMPUL):予選2番手
(グリッド3番降格のペナルティにより、決勝は5番手スタート)
朝から振り返ってみると、走り出しからクルマのセットに変更を加えていって、どんどん良くなっていった状況だった。Q2では少しトラブルがあって、シケインでギヤにトラブルがあり、ダウンシフトをすることができなくなった。これが僕のミスなのかクルマのせいなのかは分からないけど、そこでタイムロスした。
Q2からQ3では特にセット変更をした訳ではないんだけど、クルマはどんどん良くなっていった。フロントロウのタイムをマークすることができたのはすごく嬉しく思っているよ。スーパーフォーミュラはコンペティションが激しいからね。
そして、星野監督の下で戦うことができることに感謝しているし、日本で走ることを楽しみにしていたんだ。だから余計に嬉しいよね。
●中嶋一貴(PETRONAS TOM'S):予選3番手
昨日走行があって今日の朝の走行を迎えましたが、コンディションとしては昨日も今朝も、予選も状況が違っていて難しい部分はありました。クルマはとてもできあがっていて、走りはじめから感触は良かったですし、アンドレも速かったので、ずっと追いかけている状況でしたね。
予選ではなんとなく自分が少しタイムロスしているところがあって、そこは変わっていないのですが、それとタイム差、明日のスタート位置を考えると悪い予選ではなかったと思いますし、レースは長丁場なので何が起きるか分かりませんからね。スタートもやり方が変わっているので、明日に向けてうまく合わせ込んでいくことができればと思います。