全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦ツインリンクもてぎの決勝第1レースで表彰台を獲得したドライバーが、決勝後記者会見でレースについて語った。
●アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S):決勝第1レース優勝、チャンピオン獲得
「すごくいいレースだったと思います。最初の数ラップはクルマをいいポジションまで持っていこうとプッシュしていたのですが、そのあとは自分のペースをつかんで、自分のリズムで走りました。カズキがプッシュしてきて、特に後半のセクターで追い上げてきましたが、それでも僕がペースをコントロールできていたので、追い抜かれることはない状況でした。クルマの状況がとても良くて、フィーリングも良かったので、楽しい状況の中で優勝することができました。チャンピオンになったことがわかったのは、レースが終わってからのピットボードとピットからの無線でした。セクター3ぐらいから『僕はチャンピオンだ』という実感が湧いてきましたね」
●中嶋一貴(PETRONAS TOM'S):決勝第1レース2位
「3番手からのスタートということでしたが、抜きづらいコースということもあり、スタートで前に出るということを一番の目標にしていました。ただ、アンドレにミスなくスタートを決められてしまったので、そのあとはプッシュを続け、アンドレが何かミスをすれば前に出られるように、またミスを誘うように走っていました。自分自身のレースとしては満足していますが、結果としてトップには届かなかったので、そのあたりが課題としては残っていますね。ただ、23周のレースを予選アタックをするように走り切れたので、今は清々しい気持ちです」
●塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING):決勝第1レース 3位
「スタートで後ろに下がってしまったので、勝つチャンスを失ってしまいましたし、ペースもなかなか上がらなかったので、非常に厳しいレースになってしまいました。最終的に3位になれて、表彰台に上がれたのは良かったと思いますが、内容としてはペースも上がらなかったし、大嶋選手にも抜かれてしまったので、次のレースでは内容を良くしたいと思います。次は優勝を目指して、頑張ります」
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