日本GPと韓国GPのインターバルでERC第10戦ラリーアンティーブ・コートダジュールに出場していたロバート・クビカが総合3位でフィニッシュ。念願のポディウムを獲得した。

 クビカはERC開幕戦ミッレミリアの時と同じくルノー・クリオS1600をドライブ。SS1で格上のS2000マシンにも引けを取らない4番手につけるが、続くSS2で2本のパンクに見舞われ、15位と大きく順位を落としてデイ1を終えた。
 デイ2に入るとクビカは5番手以内のタイムを連発。SS7ではステージトップタイムを出すなどラリーに対する高い適応性も見せ、デイ2(SS8)終了時点でミカル・ソロウ(フォード・フィエスタS2000)、ルカ・ベティ(アバルト・グランデプントS2000)に次ぐ3番手までリカバリー。
 最終日デイ3はベティが大きくリードを広げ独走体制に。クビカは終盤のSS13と14で一番時計を連取し追い上げを見せたが順位は変わらず。結果、ベティがソロウを逆転し優勝、2位にソロウ、3位クビカというオーダーでラリーは幕を閉じた。

 クビカは明日、韓国GPのためにフランスを出発するという。
「とてもいいラリーだった。初日のパンクで出遅れたのが痛かったけど、その後はいいリズムをつかんで戦えたと思う。5年落ちのマシンでね! チュリニ(SS13)をドライブできたこと、そしてそこでトップタイムを出せたことも大きな収穫だった。とはいえ、あくまでも僕にとってラリーは趣味。そしてF1は仕事だ。明日は韓国へ向けて出発しなきゃならない。もし可能なら、来年もこのラリーにはぜひ出場したいと思っているよ」

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