ロータスは、初日のバルセロナテストで、新車E20に問題が見つかったため、急遽シャシーをファクトリーに送り返したことを明らかにした。
この日、チームは朝からロメイン・グロージャンが開発プラグラムをスタートさせたものの、わずか7周で走行を取り止めた。彼らは、マシンの調査を行うためにシャシーをエンストンに送り返さなければならなくなったとコメントしている。
「今朝は、2番目のシャシーの最初のシェイクダウンだった」と、ロータスのアラン・パーマンは語っている。
「一旦マシンは順調に走り出したが、すぐに不調をきたしていることが明らかだった。予防措置として更なる調査を行うため、エンストンにシャシーを送り返したんだ」
「(ヘレスで使用された)シャシーE20-01はすでにこちらに向かっている。明日はそのシャシーでトラックに戻るつもりだ」
チームボスのエリック・ブーリエは「若干の妨げ」だったと述べ、今回の問題をそれほど重要視していない。
「テストプログラム全体にとって、これは若干の妨げに過ぎない。幸運にも、ヘレスではマイレージを稼いでいる」
「これがこのテストで唯一の問題なら、まだまだ開幕にはいい状態で臨めると思っている」
「明日はシャシーE20-01で再びトラックに戻り、エンストンではシャシーE20-02を評価することになる」