チーム・ロータスは、2011年シーズン前最後のF1合同テストで、GP2のチーム・エアアジアの若手ドライバーたちを走らせることを明らかにした。
トニー・フェルナンデスが創設したチーム・エアアジアのドライバー、ダビデ・バルセッキとルイス・ラジアは、8日の午前中、T128をシェアして走らせる。午後にはレースドライバーのヤルノ・トゥルーリがテストを行うということだ。
ロータスは、ふたりが今季GP2で印象的な走りを見せた場合、グランプリの金曜プラクティスで走らせる可能性があると述べている。
ラジアは昨年ヴァージンのテストドライバーを務め、アブダビの若手ドライバーテストにも参加、バルセッキはHRTのマシンをドライブしており、ふたりともすでにF1マシンを走らせた経験を持つ。
ロータスは冬季テストにおいてF2ドライバーのリカルド・テイシェイラも走らせている。
フォース・インディアも、初日午前にリザーブドライバーのニコ・ヒュルケンベルグを走らせる予定となっており、ヒュルケンベルグはチームの2011年型マシンを初めて経験する。彼は今年、グランプリの金曜プラクティスに参加する予定となっている。
ヴァージンは、ティモ・グロックが虫垂切除手術を受けたために欠席、ジェローム・ダンブロシオが全日程走行するものとみられる。
HRTはバルセロナで新車をデビューさせる見込みだが、テストでのドライバーラインナップをまだ発表していない。