ロータスは、イタリアGPで導入する予定のロングホイールベースのマシンがパフォーマンス向上をもたらすと自信を持っている。

 ロータスは、E21のロングホイールベースバージョンを昨シーズン導入されたドライバー・イン・ループ・シミュレーターでテストした結果、次戦イタリアGPで走らせることを決めた。

「車両パフォーマンスグループがホイールベースを変更することを考えた」とチームプリンシパルのエリック・ブーリエが述べている。
「風洞で相関性を探り、最終的にすべてのグループが、パフォーマンスが向上すると確信した。それで採用を決めた」

 すでに開発ドライバーのニコラ・プロストとロメイン・グロージャンがシミュレーターでロングホイールベースバージョンを試したという。キミ・ライコネンは試していないということで、ブーリエは「キミはシミュレーターにあまり興味がないから」と述べている。

 モンツァで2台ともロングホイールベースバージョンにするかどうかは、パーツが間に合うかどうかにかかっているということだ。

 ベルギーGPでライコネンのマシンにトラブルが発生してリタイア、これによってポイントリーダー、セバスチャン・ベッテルとのポイント差は63点にまで拡大してしまった。
 新たなマシンによってパフォーマンスの向上が期待できても、タイトル争いは難しい状況になってしまったと、ブーリエは認めている。

「大きな打撃だ」とブーリエ。
「諦めはしないが、この差を挽回するのは難しい」
「コンストラクターズ選手権で戦い続けるためベストを尽くす」

 ロータスは現在ランキング4位、3位のフェラーリとの差は31点となっている。

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