ロータスは、IRL第5戦カンザスでオーバル初レースに挑む佐藤琢磨に関するリリースを発表。リリースはカンザスのコースレイアウトを模したトライオーバル(三角おむすび型)の形にグルグルと書きつづられ、タイトルも「タク ツイスト」と琢磨がこれからチャレンジする左回りの300マイルレースにあわせている。
リリースでは、カンザスのトラックに関する説明や過去のレースで接戦(2004、2005年の結果は、歴代優勝と2位の差が少ないレースのトップ10入りを果たしている)が多いことを解説。
このレースに挑む琢磨は、チームの共同オーナーで過去何度もアメリカン・オープンホイールで勝利を挙げているジミー・バッサーとともに準備を重ね水曜日に行われたルーキーテストを無事に終えていることも案内している。
リリース内で琢磨は「落ち着いて、自信を持った状態でこのチャレンジに挑みます。ロータス・モータースポーツのディレクター、クラウディオ・ベッロさんには『左に曲がったら、また左に曲がるんだ。そして誰よりも早く左に曲がり続けるんだ!』と素晴らしいアドバイスをもらいました」と語り、非常にリラックスした状態でレースウイークを送っている様子だ。
そして、琢磨に必勝法を授けたベッロは、水曜日のルーキーテストが無事に終わったことに対し、「今季は、たくさんの新しい経験を積んできた。そして、今回の挑戦にも積極的に取り組んでいきたい。ルーキーテストでのパフォーマンスに満足しているので、エキサイティングなシーズンを戦っているロータス・インディカーチームが決勝レースもいい戦いをしてくれることを期待している」と応援のコメントを送っている。