ロータスは、F1ドイツGPで勝利することができなかった一番の要因として、セーフティカーの存在を挙げている。
日曜日のニュルブルクリンクでは、キミ・ライコネンとロメイン・グロージャンのロータス2台が首位のセバスチャン・ベッテルを追いつめ、終盤はライコネンがベッテルと激しい優勝争いを繰り広げた。しかし最終的には、ベッテルの母国初勝利の前に屈し、ロータスが勝利を勝ち取ることはできなかった。
ライコネンは、ソフトタイヤに交換するというレース終盤のピットストップを疑問視していたが、ロータスのボスであるエリック・ブーリエは、それよりもむしろレース中盤のセーフティカーが重要なファクターだったと考えている。
ブーリエは、グロージャンがベッテルよりも新しいタイヤを履いていた状況に触れ、「セーフティカーがこの助けにならなかった」と語っている。
「我々は、セーフティカーの後で若干戦略を練り直さなければならなかった」
「最初のピットストップの後、キミがルイス(・ハミルトン)の後ろでタイムをロスしたことも忘れてはならない。ここで3〜4秒失ったのは、非常に大きかった」
またブーリエは、ライコネンの無線のトラブルが状況をより難しくしたと語っている。
「彼は、チームの指示を理解することができたが、彼のフィードバックはコースの特定のエリアでしか得られなかった」