バーレーンF1合同テスト4日目最終日の22日、前日に引き続きパストール・マルドナドが、ロータスE22の走行を行った。
前日、ギヤボックスにトラブルが発生したため、パーツをイギリス エンストンから取り寄せたロータスだが、午前中から走行をスタートすることができ、空力評価、ドライブトレインのマッピング、セッティングなどに取り組んだ。
途中トラブルが発生し、ソフトウェアと電気系のリセットを行わなければならなかったものの、マルドナドは59周を走行、1分38秒707で5番手となった。
トラックオペレーションディレクターのアラン・パーマンは、まだやるべき仕事は多いものの、「今日は我々にとってここまでで最も有意義な一日だった」と述べている。
最終日、マルドナドが記録したタイムは、メルセデスのニコ・ロズベルグによるトップタイムより5秒以上遅いものだったが、ルノーのパワーユニットを使用するチームの中では、レッドブル、トロロッソ、ケータハムをおさえてトップだった。
今年はルノーユーザーの中のトップチームになることができると思うかと聞かれたテクニカルディレクター、ニック・チェスターは、「我々がルノー勢のトップになる可能性はあると思う」と答えた。
「他のルノーチームと比較して、今週我々は悪くはなかった。彼らはいくつか問題を抱えている」
「今の時点で我々にできるのは、自分たちの仕事に集中して、自分たちにできるベストの仕事をすることだけだ」
「我々がルノーユーザーの中でベストだとしても、他のチームに追いつくためにもっと努力しなければならない。自分たちのことに集中して前進する必要がある」