ロータスF1のチームプリンシパル、エリック・ブーリエは、再編を進めて2013年にはチームを完璧に機能させることを目指しており、2012年にはそのための調整を行うなかで、ランキング4位を狙っていきたいと述べた。
ルノー時代から、オーナーシップを含めてさまざまな変化を遂げたロータスは、昨年は苦戦し、コンストラクターズランキングは5位だった。2012年にはキミ・ライコネンとロメイン・グロージャンのラインナップでそのひとつ上を目指したいとブーリエは述べた。
「2011年は苦労し、非常にせわしない1年だったので、2012年を迎えられてとても喜んでいる」とブーリエは2012年型マシンE20の発表会においてコメントした。
「我々は順調に目標を維持してきた。1年前に始めた再編を完全に行い、進歩と変革を進めていきたい。我々は今、はっきりした目標を掲げている」
「今は株主が強力な関与を約束してくれている。我々はトップチームになりたい。トップチームとみなされる存在になりたいのだ。2013年からは野心的なプランの下に完全な機能を果たせるようになりたいと思っている。2012年はその準備として、最後の調整の年になる」
「2012年には選手権4位のポジションを争えるものと期待している」
ブーリエはライコネンとグロージャンの新ラインナップについて次のようにコメントした。
「我々のドライバーラインアップは我が社、そしてチームの野心を表していると思う」
「キミを復帰させたことはメディアへのアピールやPRの面で効果的であるし、我々はキミのように上位を争う能力があるドライバーを必要としていた」
「グロージャンは過去18カ月を通して、はっきりと自らの価値、才能、速さを証明してきた。彼をチームに迎えられて喜ばしい。彼は今や成長し、戦う準備ができている。彼の起用は、トタルやルノーにとって、フランスのマーケットの上でいい効果がある。彼をチームに加えられて嬉しい。彼は我々の未来だ」