ウイリアムズの中嶋一貴は、スパ-フランコルシャンで行われるベルギーGPはウイリアムズにとっていいイベントになるだろうと述べている。
「バレンシアの週末は土曜からうまくいかなかった」と一貴は前戦ヨーロッパGPを振り返る。
「予選でマシンにトラブルが出てQ2に進めず、後方17番グリッドに落ち込むことになった。そこから順位を上げていくのは大変な作業だったけれど、オープニングラップで3つポジションを上げた」
「13位を走行し、11位を目指してレースをしていたら、パンクに見舞われた。本当にがっかりしたよ。そこまではとてもうまくやれていただけに、この最終結果は本当に悔しかった」
ウイリアムズのマシンは今週末のスパでもいいはずだと一貴は自信を示すと共に、昨年と違って安定した天候になるよう願っていると述べた。
「スパは中速コーナーと高速コーナーがあって、バレンシアとは全く異なるサーキットだ。2008年にはあそこで僕らは苦戦したけれど、今年のマシンはどこに行ってもコンペティティブだから、うまくいくはずだ。去年は天気の影響で難しいレースになった。今年はもうちょっと安定したレースになればいいね」
「ベルギー全体はそれほど知らないけれど、スパとその周辺はとても美しい場所だ。静かだけれど、人々はF1に対して強い情熱を抱いている。あそこに行くのはいつもとても楽しみなんだ」
