今季不調に苦しむフェラーリが、レギュレーション違反を犯してプロモーションフィルム撮影の名目で新しいコンポーネントをテストしたとの報道がなされている。

 フェラーリは29日、マッサがフィオラノでプロモーションフィルムの撮影のため、458イタリア、458チャレンジ、150°イタリアの3台をドライブしたことを明らかにした。

 しかしスペインのAS紙の報道としてyallaf1.comが報じたところによると、150°イタリアには今週末のトルコGPでデビューさせる予定のパーツが使用されていたということだ。
 昨年、シーズン中のテスト禁止の規則に、許可されているプロモーション用の走行において新パーツを使用することを禁じる項目が加えられたといわれている。

 Omnicorse.itも、マッサが走らせたマシンは中国GP仕様とはディフューザーとリヤサスペンションが異なっていたと報じている。ブラジルのGloboも、開幕3戦とは異なるパーツが使用されていたと伝えた。

 各メディアによると、レッドブルのマシンには“フレキシブルフロントウイング”を最大限に利用するために傾斜がついているが、デモ走行で使用されたフェラーリは、レッドブルを模倣したように以前よりリヤが高くなっているように見えたということだ。

 Autosprintは、フェラーリは「大きなリスクを犯して」、レッドブルスタイルのアップグレードをテストするためにフィルムデーの「機会を利用したようだ」と報じている。

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