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スーパーGTニュース

投稿日: 2011.05.22 00:00
更新日: 2018.02.16 02:30

中山「接触がなければと思うと悔しい思い」


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SUPER GT 第1 戦 OKAYAMA GT 250km RACE
レースレポート
5月22日(日) 岡山国際サーキット 天気:雨のち晴れ
◇朝の豪雨により、フリー走行が中止となり、レース開始直前にフリー走行が設けられるという波乱の幕開けの決勝日。レース開始の14 時には雨は止み、コースは完全ドライの状態となった。

 EPSON HSV-010 のスタートドライバーは道上 龍。順調にスタートを切り、数台をパスしポジションを2 位まで上げて34 周目を終了した時点で中山友貴に交代するためピットイン。ピットアウトした中山が39 号車とバトル中に接触、リアホイールが割れてしまうトラブルで再度タイヤ交換のためピットイン。ここから中山が懸命の追い上げを見せ、14 位から根気良く前のマシンをパスしていき、最終的に10 位でチェッカーを受けた。

◇観客動員数:
5 月21 日(土)予選 8,500 人
5 月22 日(日)決勝 15,000 人

◇コメント
チームディレクター:藤井 一三
「作戦としてタイヤ無交換でレースを走り切るつもりでスタートさせました。マシンのスピードも上々で気持ちのいいレースをしていたのですが、些細なミスでポジションを落としてしまいました。しかし、最終的には順位を上げてゴールすることができました。結果には満足していませんが、マシンのポテンシャルは間違いなく進歩していると思います。次回は暑いセパンでのレースになります。この勢いでさらに上を目指します」

道上 龍
「13 番手からのスタートで、自分のタイヤの温まりがいいということを信じて、順位を上げる意識でドンドン追い上げていくことができました。途中のペースも悪くなく、フィーリングも非常に良くて、タイヤを労わりながら走り、無交換でいくという作戦をとりました。結果、接触でホイールが割れてしまい順位を落とすことにはなってしまいましたが中山選手の追い上げによりなんとか1 ポイントを獲得することができました。確実にレベルは上がってきていると思うので、次戦のセパンではさらに上を目指して頑張ります」

中山 友貴
「34 周終了後ドライバー交代をしたのですが、今回はタイヤ無交換の作戦を選びました。ピットアウトしてバックストレートエンドのヘアピンで39 号車にブレーキングで並びかけられてイン側でポジションを守ろうとしたのですが、立ち上がりで相手のフロントが右リアにヒットしてホイールを破損してしまいました。その後、ピットに戻りタイヤを交換してコースに復帰しました。それからはペースも良く、8 号車、39 号車、6 号車をパスし10位でゴールしました。接触については自分のポジションを守りたかったので、仕方ない部分もありますが接触がなければと思うと、非常に悔しい思いです。次のセパンに向けては、予選での速さを課題にして表彰台目指して頑張りたいと思います。みなさん応援ありがとうございました」

中嶋 悟 総監督
「決勝レースは非常にいいペースでレースを運ぶことができていたが、ドライバーの交代で時間をロスしその挙句39 号車との接触によりパンクしたことで予定通りのレースをこなすことができず非常に残念でした。結果としてはレース中のスピードはまずまずのペースになったとは思いますが、表彰台にはもう少し距離があるようです。しかし、1 歩ずつ前進していることは明らかに感じるところであり、次戦以降、気持ちを引き締めて頑張ります。ご声援ありがとうございました」

※次回のレースは6 月18 日・19 日のセパン(マレーシア)ラウンドとなります。
※テレビ番組放送予定 「SUPER GT +」 TV 東京系 5 月29 日(日)23:30~


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