2015年F1第2戦マレーシアGPの公式予選Q1は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおりとなっている。
決勝のグリッドを争う予選。その最初のセッションとなるQ1は現地時間17時から行われた。気温33度、路面温度は53度を記録。このQ1では全20台のうち上位15台がQ2へ進出する。
セッション序盤は、メルセデスをはじめとするミディアム勢とフェラーリやウイリアムズ、レッドブルなどのハード勢とタイヤ選択が別れたが、終盤はフェラーリ2台とウイリアムズのバルテリ・ボッタスを除く全車がミディアムタイヤで計測ラップを行った。
ここでトップにつけたのはメルセデスのハミルトンでチームメイトのニコ・ロズベルグが2番手。ハードタイヤを履いたセバスチャン・ベッテルが3番手につけ、トロロッソのカルロス・サインツJr.が4番手。ベッテルと同じくハードを履いたフェラーリのキミ・ライコネンは9番手となった。
一方、Q2進出をかけた争いは、開幕戦で5位に入ったザウバーのフェリペ・ナスルが15番手のセルジオ・ペレスにコンマ3秒届かずノックアウト。また、Q2進出の期待もあったマクラーレン・ホンダもジェンソン・バトンが17番手、フェルナンド・アロンソは18番手に終わった。
19番手につけたマノー・マルシャのロベルト・メリはQ1の107パーセントタイム(1分46秒217)にコンマ4秒届かず。ウィル・スティーブンスもノータイムに終わり、彼ら2台の決勝参加はスチュワードの判断に委ねられることとなった。