2015年F1開幕戦オーストラリアGPの公式予選Q1は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおりとなっている。
今シーズン初のポールポジションを決する予選。その最初セッションとなるQ1は、現地時間17時(日本時間15時)から気温28度、路面温度は37度のもとスタートした。
今年もノックアウト方式で行われる予選はQ1が18分、続くQ2が15分。また今季は出走台数が20台となったため、Q1とQ2でそれぞれ5台がノックアウトとなり、12分間で争われる最終セッションのQ3にはこれまでどおり上位10台が進出する。
セッションでは、フェラーリとフォース・インディア、そしてマクラーレン・ホンダが最初からソフトタイヤを投入し、キミ・ライコネンに続いたセバスチャン・ベッテルが1分29秒台でトップに浮上、3番手以下にメルセデスのハミルトン、ウイリアムズのバルテリ・ボッタス\b、ニコ・ロズベルグらが続いた。
しかし、残り時間が10分を切って各車のアタックが本格化すると、ミディアムタイヤのハミルトンとロズベルグが本領を発揮し、1分28秒台のタイムで1-2態勢を形成。さらに3番手以下も目まぐるしく順位が変動し、ウイリアムズのフェリペ・マッサに続いて、トロロッソの新人マックス・フェルスタッペンが4番手。フェラーリのベッテル、ロータスのロマン・グロージャンもトップ6に入った。
一方、マノー2台が不参加で3台が脱落となる16番手以下は、ザウバーのマーカス・エリクソンがチームメイトで新人のフェリペ・ナスルにアウトクオリファイされノックアウト。そして注目のマクラーレン・ホンダも最後のアタックでQ1突破を図ったものの、エリクソンにもコンマ1秒遅れの1分31秒422で17番手、ケビン・マグヌッセンも1分32秒037で18番手に終わり、実質最下位のポジションで最初の予選を終えることとなった。