15日、スーパーGTの今季シーズンのレース距離が短縮されることが発表されたことを受け、第5戦鈴鹿もこれまでの700kmから500kmにレース距離が短縮されるが、これにともない鈴鹿名物だったナイトランも行われないことになった。
伝統の鈴鹿1000kmは2006年からスーパーGTの一戦に加わり、夏の風物詩としてスーパーGTでは唯一のナイトランやレースチェッカー後の花火が行われてきたが、08年にレース距離が700kmに短縮、東日本大震災の影響で「レース関連部品の安定的な供給への影響が見込まれること、および国内の電力事情を鑑み、シリーズを通した節電対策を進める上での決定(モビリティランドプレスリリースより)」でレース距離が短縮された結果、夏の鈴鹿は500kmで争われることになった。
鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドによれば、施設閉園時間を早めるなどの対策により、更なる節電に努めていくという。また、レース距離、時間の短縮により、レースウイークを通じての夜間走行は実施されないことが明らかにされた。
