オーガナイザーの税金不払いを理由に今週末のインドGPをキャンセルするよう申し立てがなされ、インドの最高裁判所が審問を行うことになった。
インドGPが初めて開催された2011年、グランプリはスポーツではなくエンターテインメントであるとの判断が下されたため、税金の免除が受けられなくなった。そのため、今年オーガナイザーは税金をチケット代に加算しなければならなくなったという。
運動家が税金が支払われていないためインドGPを開催すべきでないとの訴えを起こし、最高裁判所がこれに関して金曜に審問を行うことになった。
しかしオーガナイザーは、インドGP中止の事態にはならないと考えている。
インドのモータースポーツ連盟代表、ビッキー・チャンドックは、全く心配していないと語った。
「クリケットにしても何にしても、スポーツイベントを中止させようとするおかしな人間はいる」
「以前にもあったことで、この国では珍しいことではない」
「ここは世界でも最大の民主主義国であり、公益訴訟を起こすことは可能だ」
「しかし裁判官はスポーツイベントを中止することは望まない。直前となればなおさらだ」
「私としてはこの問題がイベントに影響するとは全く思わない」