12月1日~2日に鈴鹿サーキットで行われたカートレース IN SUZUKA第7戦で、今季フォーミュラ・ニッポンとスーパーGTに参戦した伊沢拓也と塚越広大のふたりが来場し、未来のレーシングドライバーたちに向けトークを展開した。

 1日のカートレース IN SUZUKA最終戦、特別スポーツ走行終了後に行われたトークショーでは、「レーシングドライバーになるには?」をテーマに、現役カーターたちを前に話をはじめたふたり。前日の30日(金)には東京・渋谷で開催されたJAFモータースポーツアワードに出席するために鈴鹿と渋谷を往復するなどハードな日程をこなしていたふたりだったが、参加した若者に個別指導、自分たちの信念やドライバーに必要なことなどを熱く語った。

 特に、「フォーミュラ・ニッポンドライバーになりたい」と言ってきたカートドライバーには車のこと、現在のレースウィークの流れを説明し、車に乗る時間が少ない中で決勝をむかえる難しさを伝えるなど、未来のドライバーに向けて親身な話を展開した。

「モータースポーツをやるにはある程度の費用がかかる。そしてレーシングドライバーになるには、体を鍛えるとかやらなくてはいけないことが沢山あるし、学校の勉強はできなくても、やはり頭が使えないと難しい」と伝えたふたり。

「何よりもクルマに乗るには一人ではできない。まわりの人にサポートしてもらって乗れるので、みんなにサポートしてもらえるような人材になることが大事。辛いことも大変なこともあるけれど、好きなことでお金がもらえるなんて幸せなことなんだ。好きならとことん頑張らないと」と30分ほどの時間だったが、若者たちにハッパをかけた。

 ふたりはこのイベントのために来場していたファンのためにもサービスを展開。真面目なテーマはもちろん、ゆる〜いトークも展開して参加者の笑いを誘った。

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