6日、サッカーJ1第14節川崎フロンターレvs鹿島アントラーズのハーフタイムに、等々力陸上競技場をSF13でデモランした伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)、平川亮(KYGNUS SUNOCO)のふたりに、デモラン後感想を聞いた。

 2012年の中嶋一貴、塚越広大に続き、Jリーグの試合会場で現役のスーパーフォーミュラ車両を使ってデモランを行った伊沢と平川。J1の中断開け後最初のゲーム、そして鹿島というアウェイサポーターが多いチームとの対戦ということもあり、この日の等々力には18,447人ものファンが訪れたが、ふたりはスーパーフォーミュラならではの甲高いエキゾーストを響かせ、等々力の陸上トラックを2周。サポーターを湧かせた。

 この日、まだサポーターが集まる前の午前中にリハーサルを済ませていたふたりだが、さすがに1万8000人を超えるファンの前ではふたりとも気分が違った様子。「リハーサルもしたんですが、これだけ人が集まっている中で走るのは、正直レースよりも緊張しましたね(笑)」と伊沢。また、平川も「すごく声援が大きくて、走っていて気持ちよかったです」と笑顔をみせた。

 このイベントでは、等々力陸上競技場の陸上トラックを傷めないよう、ホイールスピンをしたりブラックマークをつけたりすることは厳禁。両ドライバーには、600馬力を超えるSF13を慎重にドライブすることが要求されたが、ふたりともしっかりとクリア。ただ、伊沢は「最初緊張してオーバーテイクランプを点けるのを忘れていて、1周目を回った時に、スタッフさんに教えてもらって気付きました(笑)」とのこと。

 とは言え、イベントとしては大きな盛り上がりをみせた今回のデモラン。「スポーツの競技が違うのでこういう形にはならないにせよ、フロンターレのスタッフの皆さんのサッカーを愛する気持ちや、イベントを盛り上げようという気持ちがすごく伝わってきたのは良かったですね。やりやすかったです」と伊沢は語った。

「普段そんなにサッカーを見ている訳ではないんですけど、こうしてイベントを盛り上げる感じは、近くにいたからこそ感じることができました。たまにプロ野球を観にいきますけど、それとはまた違った感じがあって、改めてサッカーの良さも感じました」

 週末7月13日〜14日に開催されるスーパーフォーミュラ第3戦富士の決勝日には、今回ふたりに大きな声援を送ってくれたフロンターレサポーターがバスツアーで訪れる。現在ランキング2位タイの伊沢は「サッカーもやっぱりこうして生で観るのが楽しいと思いますし、レースも同じだと思います。僕たちも精一杯いいレースをお見せできるように頑張りたいと思います」と気合が入る。

 また、平川も「試合もこうして勝てた(4-2で川崎が勝利)ので、来週僕も富士でいい成績を残せるように頑張りたいと思います」と語った。

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