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投稿日: 2015.07.15 00:00
更新日: 2018.02.23 16:48

佐藤万璃音、イタリアFIA-F4第4大会で初の無得点


2015年7月15日

2015 イタリア FIA-F4 第4大会(ムジェロ)レビュー
--佐藤万璃音、奮闘するも今季初の無得点--

■大会概要
開催地:イタリア・ムジェロ(アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロ:一周5.245km)
開催日:2015年7月10日(金)~12日(日)

■ムジェロ・レビュー
7月10日(天気:晴れ/路面:ドライ)練習走行1回目 11番手/練習走行2回目 15番手
7月10日(天気:晴れ/路面:ドライ)予選1回目 10番手/予選2回目 8番手
7月11日(天気:晴れ/路面:ドライ)レース1決勝(28分間+1周) 14位
7月12日(天気:晴れ/路面:ドライ)レース2決勝(18分間+1周) 18位
7月12日(天気:晴れ/路面:ドライ)レース3決勝(28分間+1周) 16位

 厳しい暑さに見舞われたイタリア・ムジェロのアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで7月10~12日、イタリア FIA-F4 第4大会が26台の参加で実施されました。この大会には国内外のカートレースで活躍してきた佐藤万璃音(さとうまりの/16歳)が、ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)から参戦。10日に実施された40分間×2回の練習走行を経て臨んだ同日の予選は、1回目は10番手で2回目は8番手でした。

 11日のレース1決勝では10番グリッドから表彰台を目指しましたが、ペースが上がらず徐々に後退して14位でチェッカードフラッグを受けました。

 11日のレース1決勝の結果に基づき(※上位10台はリバースグリッド)14番グリッドから臨んだレース2決勝、好スタートを見せて入賞圏内をうかがいましたが、レース1決勝と同じような展開でジリジリと順位を落とし、18位でチェッカードフラッグを受けるに留まりました。

 同日のレース3決勝には8番グリッドから臨みましたが、レース1決勝/レース2決勝と同様に苦戦。さらに、黄旗を尊重しなかったとしてライバル11人とともにドライブスルーペナルティを科された結果、16位でチェッカードフラッグを受けました。

 なお、佐藤の次のレースは9月4~6日にイタリア・アドリアで開催されるイタリア FIA-F4 第5大会となります。引き続き佐藤に対するご支援とご声援をよろしくお願い申し上げます。

■佐藤万璃音のコメント
「2回の練習走行は、順位/タイムともに納得できるものではありませんでした。エンジニアとクルマについて話し合い、自分の走りもあらためて見直した結果、予選では10番手と8番手まで挽回できました。満足できる水準には届きませんでしたが、一周をどうにかまとめて上位とのタイム差は確実に縮まりました」

「レース1決勝はジャンプスタート気味になり、ペナルティを回避しようとしたところ、少し出遅れて第1コーナーまでに11番手へ落ちました。レース序盤はしばらく順位をキープしていたものの、オーバーテイクもできずズルズル下がっていくだけのカッコ悪いレースでした」

「レース2決勝はレース1決勝よりもペースが遅く、まったく勝負になりませんでした。レース中、自分の走り方をいろいろと変えて試してみましたが、まったく効果はありませんでした」

「それでもレース3決勝は最低限ポイント圏内に留れるよう力を尽くし、しばらく9番手から11番手を走行していました。しかし、ペースの遅さは相変わらずだったうえ、僕を含めて12人がドライブスルーペナルティを科されるという、なんとも言いようがないレースでした」

「このコースではレース前の練習走行から遅く、週末になってもそれを変えられませんでした。予選の一発はどうにかまとめられましたが、決勝はすべて練習走行と同じ状況に戻ってしまいました。ペースが遅いなりに足掻いて戦ったつもりでしたが、1レースも順位を守れませんでした。今季最悪の結果で、二度とこのような思いはしたくありません」


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