今月19日からバーレーンで行われる第2回GP2合同テストに挑む佐藤公哉は、今シーズンに向けて自分の仕事をやりとげると強い決意でいる。
2014年のGP2シリーズにスペインの強豪カンポス・レーシングから参戦する佐藤は、先週アブダビのヤス・マリーナで実施されたプレシーズン初の合同テストに参加。初日はエンジンの水温上昇でアタックできなかったものの、2日目には総合6番手タイムを記録したほか、レースシミュレーションではチャンピオンチームのスタッフをうならせる走りを見せ、いいかたちで2回目のテストを迎える。
今回テストが行われるバーレーン・インターナショナル・サーキットは、今シーズンの開幕戦が行われるコースでヤス・マリーナに続き初経験となる。しかしながら佐藤は、今の自分にできることを精一杯やり遂げることだけだと、目の前の課題に集中している。
「3月11〜13日にアラブ首⻑国連邦(UAE)のヤス・マリーナ・サーキットで実施された第1回公式合同テストは、自分にとって満足の行く内容で終えられました。セッション毎のベストタイムに一喜一憂する切羽詰まった精神状態でもなく、自分とチームの課題であるテストメニューをしっかりとやり遂げられたのは収穫でした」
「第2回公式合同テストは、2014年GP2シリーズ開幕大会(4月4〜6日)の舞台となるバーレーン王国のバーレーン国際サーキットで実施されます。僕にとってはヤス・マリーナ・サーキットに続いて再び初めてのコースですが、気負うことも弱気になることもなく、ここでも自分に与えられた仕事を淡々とこなすだけです。皆さまの声援や支援が僕の推進力になります。今後ともよろしくお願い申し上げます」
F1第3戦との併催となるGP2第1戦バーレーンは、4月4日(〜6日)に開幕を迎える。