フォーミュラ・ルノー3.5の合同テストに参加する佐藤公哉が、今回のテストに関してF1チームからのアドバイスがあったのだと語った。
スペインのアラゴンで、20~22日の日程で合同テストを行っているフォーミュラ・ルノー3.5。このシリーズは、セバスチャン・ベッテルをはじめ、ダニエル・リカルドやパストール・マルドナド、ジュール・ビアンキらも参戦経験をもつF1へのステップアップカテゴリーだ。
同シリーズで今季のチャンピオンに輝いたケビン・マグヌッセンはマクラーレンのレギュラードライバーに抜擢されたほか、12年の王者ロビン・フラインスや、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタら、シート争いの際に名前の挙がることの多い若手もここで経験を積んでいる。
佐藤は、今回のテスト参加は来季に向けた活動の一環なのだと語った。
「現在、僕と僕のマネジメントチームは、2014年シーズンのレース活動に向けて着々と前進しています。そのステップのひとつとしてこの度、F1直下の激戦シリーズであるワールド・シリーズ・バイ・フォーミュラ・ルノー3.5の公式合同テストに参加します」
また、佐藤によると、今回のテスト参加に関してF1チームからのアドバイスがあったのだという。
「このテスト参加は、F1チームから僕のマネジメントチームに寄せられたアドバイスに基づくものです」と佐藤。
「近い将来のF1リザーブ/テストドライバー就任はもちろん、F1レギュラードライバー就任も見据えています」
佐藤は、21日にロータス、22日はポンスのマシンに乗り込みテストを行う予定だ。