シルバーストンでのF1若手ドライバーテスト最終日にザウバーから参加した佐藤公哉は、初のF1走行はすべてが今までの経験とは全く異なっており驚いたと語った。

 佐藤は、19日の午前中をマシンに慣れ、自信を築いてペースを上げていくための作業に費やし、午後には予定したプログラムを問題なくこなした。佐藤は67周(394.697km)を走行、タイムは1分35秒642で16人中13番手だった。

 初のF1走行を終えた佐藤は、次のように語っている。
「F1マシンに初めて乗り、驚嘆している。とてもシャープで、特にステアリングとブレーキングの反応がものすごく速い。本当にすごいね。身体面でもタフだった」
「以前シルバーストンでレースをした経験があるから、このコースはよく知っているけれど、今までの経験とは比べ物にならない。F1マシンでここを走ると、フィーリングが全く違うし、信じられないほど速い」

「午前中はとてもうまくいった。午後には新品タイヤを何セットか使い、ラップタイムを向上させていくことを目指した。でも、残念ながら思ったとおりにはいかなかった。コースコンディションが変わり、風が強くなり、全体的にいいタイムが出にくい状態だった」

「今日はF1マシンを走らせることができてとても嬉しかったし、すごく楽しめた。でも次は、本格的にラップタイムの向上に取り組みたい」

 ヘッド・オブ・トラックエンジニアリングのトム・マカルーは、佐藤の仕事ぶりを評価している。

「ドライバーが初めてF1マシンに乗る日に立ち会うのはわくわくするものだ。そのドライバーにとって特別な一日だからね」
「公哉が落ち着いてこの一日に取り組んだのには感心させられた。エンジニアたちとの作業をうまくこなし、一日を通して向上していった。そのおかげで我々は貴重な空力テストを終えることができた」

本日のレースクイーン

阿比留あんなあびるあんな
2025年 / スーパーGT
winG
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円