2日目を迎えたフォーミュラ・ルノー3.5の合同テストは、前日首位のラファエル・マルチェッロが2日連続となるトップタイムをマークした。

 初日に引き続きドライコンディションに恵まれた2日目のモーターランド・アラゴン。この日は合計25名のドライバーが参加したが、そのなか、先日今テストへの参加を表明していた日本人ドライバーの佐藤公哉も予定通りロータスチームから出走を果たした。

 トップタイムをマークしたのは、初日からライバルを寄せ付けない速さを見せる今季のヨーロッパF3選手権チャンピオン、マルチェッロだ。前日同様、ストラッカ・レーシングのマシンをドライブしたイタリア人は、この日も午前と午後の両セッションで最速タイムを記録する圧巻のパフォーマンスを披露。特に、午後のセッション終盤にニュータイヤで記録した1分38秒976は、モーターランド・アラゴンで記録されたフォーミュラ・ルノー3.5のレコードタイムを塗り替えるものだった。

 総合2番手には、DAMSのカルロス・サインツJrがつけたが、首位マルチェッロとは0.452秒差のギャップ。3番手はフォーテックをドライブしたオリバー・ローランドとなり、前日2番手のセルゲイ・シロトキンは8番手に終わった。

 ロータスのマシンをドライブした佐藤は、午前中に多めの48周を走り21番手につけると、46周を重ねた午後のセッションでは朝のタイムを1秒近く上回る1分40秒741をマーク、17番手で最初の一日を終えた。

 翌3日目の佐藤は、ポンス・レーシングのマシンでテストを行うことになっている。

1 Raffaele Marciello Strakka 1m38.976s
2 Carlos Sainz Jr DAMS 1m39.428
3 Oliver Rowland Fortec 1m39.719
4 Jazeman Jaafar ISR 1m39.782
5 Nikolay Martsenko Zeta 1m39.794
6 Pierre Gasly Arden Caterham 1m39.888
7 Luca Ghiotto Draco 1m39.938
8 Sergey Sirotkin Fortec 1m39.987
9 Zoel Amberg Arden Caterham 1m40.077
10 Pietro Fantin Draco 1m40.086
11 Will Buller AV 1m40.157
12 Nico Muller SMP/Comtec 1m40.228
13 Matias Laine Strakka 1m40.371
14 Nick Yelloly Carlin 1m40.565
15 Mathieu Vaxiviere Pons 1m40.633
16 Marlon Stockinger Lotus 1m40.711
17 Kimiya Sato Lotus 1m40.741
18 Roman Mavlanov Zeta 1m40.850
19 Alex Lynn DAMS 1m40.859
20 Marco Sorensen Tech 1 1m40.891
21 Dean Stoneman Carlin 1m40.981
22 Andrea Pizzitola AV 1m41.126
23 Riccardo Agostini Pons 1m41.447
24 Jordan Oon Tech 1 1m43.812
25 Liam Venter SMP/Comtec 1m44.495

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