元F1チャンピオン、デイモン・ヒルが、ルーベンス・バリチェロが引退すれば皆が寂しがるだろうと語った。ウイリアムズは今年ブルーノ・セナを起用することを発表、バリチェロはシートを失った。
今年40歳になるバリチェロだが、F1で走り続けたいという意思は非常に強い。しかしウイリアムズが彼を残留させないことを決め、残るシートはHRTだけであることから、バリチェロはF1から引退せざるをえないものとみられている。
現役時代、7シーズンにわたってバリチェロとコース上で戦ったヒルは、バリチェロは今やF1には欠かせない存在であると語った。
「個性的な人物がそれほど多くないF1において、ルーベンスはとてもポジティブなキャラクターだ」とヒル。
「皆、ルーベンスと彼の能力を尊敬し、愛している」
「彼は非常に長いキャリアを築いてきた。これはとても価値のあることだ。彼は史上最も経験のあるF1ドライバーだ。彼という人間、そしてドライバーがいなくなれば、皆寂しがるだろう」
1993年からF1にフル参戦してきたバリチェロにとって、F1から離れるのは辛いことだろうとヒルは言う。
「ドライバーにとって、本当に愛していること、人生の一部であることを諦めたり、諦めざるを得ない状況に陥ることはとても辛いことだ」
「ドライバーにはいつかはその日が訪れること、いつかはやめなければならないことは分かっている。だが、残念ながら、ドライバーとしてその後に行く場所がない」
「DTMに行くことができるかもしれないが、F1とは全く違っている」
「ルーベンスぐらい長くやっていれば、3月がめぐってくると、ショックを受けるようになるだろう」
バリチェロはまだ2012年のプランを明らかにしていないが、Twitterを通して自分の後任となったセナの幸運を祈り、「(自分の)将来は完全にオープンだ」とコメントしている。
