セバスチャン・ベッテルが2014年にフェラーリに加入するといううわさがささやかれているが、サー・ジャッキー・スチュワートは、自分がベッテルなら今のフェラーリには行かないと語った。
ベッテル自身もレッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーもこのうわさを否定しているが、イタリアのメディアはベッテルはフェラーリと何らかの契約を結んだと報じている。
ベッテルの大ファンだというスチュワートが今の段階ではフェラーリに行かない方がいいと述べたと、BBC Radio 5 Liveなどで活躍するF1ジャーナリスト、ジェイムズ・アレンが自身のウェブサイトにおいて記した。
「私なら行かないね」とスチュワートは述べたという。
「この時期に行くことはない。アロンソはあまりにも強い。彼は極めて成熟しており、どんな相手にも勝つだろう。彼はすでにフェラーリとの間にしっかりした関係を築いているのだ」
「今の段階では見送って、レッドブルに残った方がずっといい。ベッテルには必要な人々がついているし、彼らのことをよく知っている。彼らもベッテルが必要だと感じている。私ならそういう時期に今までの関係から抜け出したいとは思わない。レッドブルが大不振に陥るまでは離脱は考えないだろう」
「“自分が必要なものを用意してくれるスタッフをどこで得られるか”ということだ。それは必ずしもフェラーリではない」