元MotoGP王者のケーシー・ストーナーは、今シーズン二輪レースから四輪レースへ転向を明言。オーストラリアV8スーパーカーへの参戦を期待している。
2006年にMotoGPに参戦し、07年にドゥカティで、11年にはホンダでチャンピオンを獲得したオーストラリア出身のストーナー。昨年も5勝を挙げ3位でシリーズを終えるもシーズン序盤に2012年シーズンでのMotoGP引退を発表していた。
トップライダーのストーナーは、今季母国の4輪トップカテゴリーV8スーパーカーシリーズの下のカテゴリーであるダンロップシリーズに参戦するため、トリプル8ホールデン・コモドアと1年の契約を結んだことが明らかになった。
「どのように進んだらいいか、どのくらいスポーツが好きなのか確かめるトライアルの年になるよ」とストーナー。
「我々は参戦に関して明確な約束をしている。しかし同時にとても深い部分で行きたくなく立った場合には、なかったことになるんだ。75パーセントのレースに参戦するつもりだったけど、すべてのレースに参戦することを決めたよ」
「どのようにV8スーパーカーをドライブすればいいか理解とチャレンジをするため、できるだけ多くの時間をシートで過ごしたいね」と語る。
ダンロップシリーズだけでなく、9月のサンダウンと10月のバサーストのレースでV8スーパーカーシリーズにステップアップするという話も上がっているストーナーは、その噂に対し、「バサーストで僕を欲しがっているというのは疑わしいね。でも参戦する気がない訳ではないよ。そこでドライブするのは、すべてのオージーにとって夢だからね」とコメントしている。
すでに昨年の12月にV8スーパーカーの初テストも行っているストーナー。MotoGP王者が四輪レースでどんな活躍をするのか注目される。