全日本F3選手権の第7戦が岡山国際サーキットで6月15日に開催され、開幕戦以来の勝利を山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が獲得。再びランキングのトップに返り咲くこととなった。ポールシッターの勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312)は17周目までトップを快走したが、マシントラブルによって順位を落としている。F3-Nクラスでは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が連勝を飾り、ついにランキングのトップに立った。

 土曜日に引き続き、日曜日の岡山国際サーキットは好天に恵まれ、絶好のレース日和となっていた。ポールポジションを獲得したのは勝田で、その脇に並ぶのは連勝を狙う松下信治(HFDP RACING F312)。しかし、その松下はフォーメーションラップでエンジンが始動せず、オフィシャルの手で押し掛けが行われたものの、ピットに戻されてしまう。

 ライバル不在のグリッドから好スタートを切ったのは、勝田だった。これに山下が続き、佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)以下がひとつ順位を上げる形でレースが開始される。1周終えた段階で、トップの勝田は山下にほぼ1秒の差をつけ、そのまま逃げ続けていく。一方、松下がピットを離れたのは、全車1周終えてから。入賞の希望は絶たれたものの、3周目にはファステストラップを記録。これで意地の1ポイントを加えることには成功する。

 6周目に山下との間隔が2秒へと広がると、ペースをコントロールすることさえできた勝田だったが、19周目に入ると突如失速! 山下と佐々木に相次いでかわされてしまう。その後はペースを取り戻したが、高星明誠(B-MAX NDDP F312)にも迫られ、何とか抑えたとはいえ、悔しさだけが残ったのは間違いなかろう。

 トップに躍り出た後の山下は、ゴール間際に佐々木に差を詰められたものの、まったく危なげない走りを見せて第1戦以来の勝利を獲得。その結果、松下を抜いてランキングのトップに復帰することとなった。2位は佐々木、そして勝田が3位を獲得した。

 一方、F3-Nクラスでは小泉のポール・トゥ・ウィンとなり、岡山ラウンドで2連勝を飾ることとなった。ここまでランキングのトップだった久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセF308)は、予選どおり3番手からレースを開始したものの、2周目のアトウッドでスピンを喫し、最後尾へと後退。その後の追い上げも実らず、1ポイントを加えるに留まった。2位は湯澤翔平(KCMG F308)が、3位は山口大陸(TAIROKU EXCEED)が獲得している。

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